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当院では日帰り白内障手術・硝子体手術を行っております。
白内障は点眼麻酔で5分~10分程度、硝子体手術は注射麻酔で時間は症例にもよりますが20分~1時間程度です。どちらも局所麻酔であり歯医者さんのように自分の意思でじっとしてもらう必要があります。(ほとんどの方は可能です)
当院で手術できないケースは
術前4日間は抗生剤の点眼をご使用頂き、手術時は瞳孔を拡げる点眼処置が必要なため手術の1時間半前に来院して頂きます。
体調・術眼の確認後は看護師による術前点眼と抗生剤(白内障手術では内服・硝子体手術では点滴)を投与し、トイレ等を済ませた後順番に手術室に入室してもらいます。
心電図のコードをつけるため前開きかゆったりした服装で来院された方がいいでしょう。
眼の周囲の皮膚を消毒するため、お化粧して来られた場合は術前に落として頂きます。
貴重品はロッカーにお入れ頂くか、付き添いの方にお渡し下さい。
補聴器は洗浄の水などが流れ込み故障の原因となる可能性がありますので術眼側のみ外して頂きます。
術中くしゃみが出そうになったりトイレを我慢できなくなった場合は声に出して教えて下さい。急に動かれると危険な場合があります。返事をされる場合も頭を動かさず声に出して下さい。
術後は回複室にてリクライニングチェアーで休憩して頂きます。白内障手術で30分程度、硝子体手術では1時間から症例によってはベットにうつむきで3時間程度安静にして頂きます。
帰宅時はガーゼの上にプラスチックの眼帯をした状態ですので運転は不可能です。付き添いの方に来て頂くか、公共交通機関をご利用下さい。
術翌日の朝に受診して頂き、問題なければガーゼを外し透明な眼帯のみとなります。術後の抗生剤や炎症止めの点眼・内服を処方しますが、まだこの時点では傷口に皮が張っていないため洗顔・洗髪はできません(水と一緒に菌が傷口に入る危険性があります)。髪は美容室等で仰向けになって洗ってもらう分には大丈夫です。
術後1週間程度で顔と髪が洗える程度に治ってくることが多いですが、農作業やプール・スポーツ等はまだ少し時間がかかります。眼帯が気になる方には防護メガネも別途準備しております。
術後の経過は疾患によってかなり異なりますので、その他気になることがありましたら医師かスタッフにお尋ね下さい。